【メディア報道】震災後の「居場所」アンケート実施(坂口特任助教)
2023年1月06日
東日本大震災発災から11年以上が経過した現在、被災跡地は、祈念公園や震災遺構などとしての整備が進み、活用されているが、被災者にとってかつての生活の場所だった当該エリアは、新たな思い入れを再構築していく「居場所」となり得るのだろうか、または「居場所」になりつつあるのだろうか。震災の復興検証の一環として、メンバーの坂口奈央助教は、神戸大学都市安全研究センター近藤民代教授との共同研究の中で、宮城県石巻市、岩手県陸前高田市、岩手県大槌町の中心部およびその周辺に現在居住するおよそ3400世帯を対象に、アンケート調査を実施した。アンケートでは、現在の生活状況や、3月11日をどこで誰と過ごしているのか、その場所は11年が経過し変化したのか、などの設問で構成されている。アンケートは、2022年11月下旬~1月始めに回収し、匿名で集計処理をしたのち、2023年3月に結果を公表する予定である。
新聞掲載:河北新報社 2022年12月18日
東海新報社 2022年12月4日
20221218_河北新報掲載