災害科学コアリサーチクラスターの目標
災害科学の創成と体系化
災害対応サイクル理論を適用することで4つの科学分野を融合させ、学内での学際連携を基盤とした「災害科学」の学問研究領域を創成する。さらに、APRU組織などで始まりつつある災害科学研究ネットワークを発展させ、国際共同研究の強化や国際学術会議の開催を通じて「災害科学」の体系化を図り、世界をリードする国際的なジャーナルを創刊する。
国際社会での防災・減災への貢献および人材育成
国連開発計画と連携して設立した災害統計グローバルセンター等の活動を通じ、世界各地の防災・減災への現状を把握した上で、世界の防災能力の向上に貢献する。さらに、世界防災フォーラム等で国連機関や国際社会と議論し,数値指標による評価を通じたレジリエンス社会の構築を先導する。同時に、世界各地域に適した防災対策の実践や災害時に臨機応変に対応できる高度専門人材の育成を担う。