第3回東北大学災害科学研究拠点セミナー 兼 第16回災害科学国際研究所「災害と健康」学際研究推進セミナー
2018年9月03日
『東日本大震災と福島第一原子力発電所事故後のメンタルヘルスの現状と展望』
國井先生は東日本大震災と福島第一原子力発電所事故後のメンタルヘルスケアに取り組んでこられました。また、現在は、震災後県外に転院した入院精神疾患患者の帰還困難者の実態調査と帰還の取り組みである「プロジェクトリターン」を主導されています。福島では福島第一原子力発電事故により非常に多くの方が移住を余儀なくされ、産業やコミュニティに顕著な影響が生じたこと、また、残留放射線や風評被害の問題など、福島県特有の課題が多くあり、これらの課題は医学と医学以外の多くの領域に跨る学際的な課題を含んでいます。福島県で災害後の心のケア、精神医療保健の復興に携わってこられた國井先生をお招きして、東日本大震災と福島第一原子力発電所事故後のメンタルヘルスの現状と展望について、お話を伺い、福島県立医大ー東北大学間の連携や学際連携に向けてどのようなことが可能かを討論する機会を持ちたいと考えます。奮ってご参加ください。
日時
2018年9月20日(木)18:00~19:30
講師:國井 泰人(福島県立医科大学会津医療センター 精神医学講座 准教授)
主催:災害科学 世界トップレベル研究拠点、「災害と健康」プロジェクトユニット
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災害と健康プロジェクトユニット